思いがけないタイミングでのマイホーム

これまでの人生の中で、最初で最後の大きな買い物といえば、今我が家が立っている「土地」です。今から10年ほど前、古い社宅に住んでいた私は「家欲しい病」に侵されて、あまり乗り気でない夫を促して不動産屋さん巡りをしていました。

2人ともマンションに住んだことがなかったので、漠然と一戸建ての物件を見て回っていましたが、自分たちの予算で買える物件は、駅から遠かったり、狭かったり、袋小路の奥にあったり、崖下だったり。もう少しお金を貯めて出直すしかないのかな、と半ば諦めかけていた時、新聞の折り込みチラシで気になる土地を見つけました。

駅から徒歩5分、40坪弱の土地。めったに出ない立地です。実際に見に行ってみると、宣伝文句に違わず、本当に駅から5分で着きました。整形地で接道している道路の幅なども問題なく、とてもいい土地です。

でも価格も、当時の私たちには手の届かないものでした。「いい土地だと思うけど、もう少し安かったらね~」とつぶやく私たちに、不動産屋の営業さんが思いがけないことを言い出しました。「価格交渉することもできますよ。先方に購入申し込みを出してみましょうか?」そんな方法もあるのか、と驚いた私たちは、早速お願いしてみることにしました。

それから色々あり、営業さんが頑張ってくれた甲斐もあってか、不動産屋さんに払う仲介手数料プラスアルファくらいの値引きをしてもらって、無事購入することができました。土地は本来、あまり値引きをしないものなのだそうですが、その土地は相場よりも高く、面積も広いけれど2世帯住宅を建てるほどの広さはない、という条件もあったせいか、私たちはラッキーでした。

注文住宅で低コストの家を建てましたが、10年たつ今も居心地が良く、庭も広めにとれたので、とても満足しています。家は古くなったら、取り壊して建て直すこともできますが、土地は交換できません。

少し治安のよろしくない所なので念のためアルソックをつけていますが、今のところ作動はしていません。ローンは正直苦しいですが、良い環境に住んでいるのだからと思って、頑張って払っています。

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